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絶景!奇跡!感動!世界自然遺産!小笠原諸島に行ってきたぜ!その2

ほい、前回の続きです。

とりあえず小笠原に到着し、散歩してー海見てーってな感じで過ごした初日。

このあと宿でみんなで夕食を食べ、ユース恒例の自己紹介タイム。

自己紹介しくじりました。人前だと緊張するわ・・・。

いろんな人がいました。いやー人間誰しもが闇を抱えてますね・・・。(笑)

でもここに来た理由はだいたい一緒、海を見たいから、イルカと泳ぎたいから、日々の喧騒から離れゆっくりしたいから。

楽しくなりそうだぜっ!いやっほーう!

 

小笠原の素敵な夜

小笠原と言えば真っ先に「海」というワードが出てきますよね?

俺もそうでした。

でもここ小笠原の夜はなんともロマンチック。

少ない街灯、静かな街並み。

聞こえるのは楽しそうな宴の笑い声と波の音、そして聞いたことないような生き物の鳴き声。

小笠原に滞在する短い期間で恋をする人が多くいる理由も納得だ。

これをなんというか知ってます?

 

おがラブです。

 

だっさ・・・(笑)

船の名前が「おがさわら丸」、通称おが丸。

なので小笠原での恋はおがラブです。

 

夕日と満天の星空

話が前後しますが、夕食前に夕日を拝みに行きました。

昨日船の上では満足いく様な夕日が拝めなかったのでリベンジ!

宿から歩いて30分ほどに位置するウェザーステーションまで行きます。

 

※山道は思ったよりしんどいので大人しく原付を借りておきましょう!

夕日が沈んで暗闇が訪れると、真っ暗になるので危ないです!

 

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車も問題なく通れるばっちり舗装された道なのでご安心を。

しかしこれをひたすら登ります。

そして10月とは思えない暑さの小笠原。

きつかった・・・。

 

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ここがウェザーステーションです!

木造の休憩所って感じです。ベンチもあるし。

早速景色を見に行きます。

 

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素晴らしい。

目の前には大海原が広がります。

ベタ凪なので潮の流れがはっきりと見えますね。

夕日が沈むまでまだかかりそうですね。ちょっと早く来すぎた。

そして空が赤く染まりかけてきた頃、続々と夕日を求め人がやってきます。

もちろんここ以外にも絶景スポットはあるので、毎日場所を変えて自分のお気に入りスポットを探すのも楽しいと思うよ!

ちなみに俺はエブリデイここに来てました(笑)

 

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あら残念!太陽が沈む瞬間までは見れませんでした!

でも船の上とはまた違う美しさがあってなんとも贅沢なひと時でした。また明日ね。

 

そしてお待ちかね!小笠原の星空です!

星見に行こうぜー!ってことで、宿のメンバー数人でまたウェザーステーションまでの過酷な道を行きます!

宿から片道1.5km!往復3km!しかも山道!

この日だけで2往復!計6km!おっさんへとへとやぞ!

 

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なんということでしょう・・・。

バケモノです。まじで。

俺は星の撮り方を知らずにカメラを構えたのでまったく撮れませんでしたー!

なのでこの写真は一緒に見に行った仲間からの貰い物。

青春の1ページみたいで素敵でしょ?

ってか写真でも綺麗じゃん?現物やばいからね?

言葉を失ってただ空を眺めるこの瞬間。

悩みなんて消し飛ぶくらい、もう言葉には表せない瞬間でした。

みんなで寝転がって「あー今流れたー!」「俺も見たー!」なんてね。

童心に帰った幸せな夜でした。

 

宿に戻り仲良くなった兄さんとタバコをふかしながらいろんな話をしました。

仕事の話、過去や未来の話、恋愛の話(笑)

気づいたらもう2時。さあ寝ましょうかね。

 

2日目、俺やらかす

この日は兄さんと原付でいよいよ海へ突撃!

シュノーケルセットを借りて、昼ごはんを調達しいざ参る!

あのね、原付気持ちよすぎてやばい。

ふと横に目をやると広がる海原、体を駆け抜ける潮風。

目で見て耳で聞いて鼻で香る小笠原の全てが心地よい。

 

この時はまだ絶望を味わうなんて思ってもいませんでした・・・。

 

沈没船がある境浦

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小笠原に来たらどうしても行きたかったのがここ境浦。

沈没船が浜から見えて泳いでいけるというなんとも男心をくすぐる海岸。

 

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いました、奴です。

思ったより近いです。

もちろんここも最高クラスの透明度。うっすらと珊瑚が見えますね。

 

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うおー!ここまで近いか!

早速シュノーケルセットを装着し向かうぜ!

おっとその前に・・・、人生初のシュノーケリング、ちゃんと浅瀬で練習してから行きましょうね。あー気持ちいいなー海。

海なし県育ちの俺は、とにかくこの青く澄んだ海に感動していた。

慣れないゴーグルとあの筒、そして歩き方がペンギン化するフィン。

泳いでいる途中、フィンに入り込んだ鬱陶しい砂利共を駆逐するべく浅瀬へ。

右足を脱いで奴らを海に返したまではよかったが、俺はそのまま素足のまま着地した。

水中をちゃんと確認はしていた。足を着けるとこがあることを確認していた。

いい感じの石あるやん。

 

 

 

しかし、それは珊瑚だった。

 

無情にも流れる鮮血と赤く染まる海。

 

そうです、盛大に足切りました☆

っていうか、珊瑚刺さりました☆

 

兄さんに手伝って貰いながらなんとか陸地に辿り着きまず止血。

止まらない赤い血、それとは対照的にこれからのプランが台無しになるという未来を想像して青くなる俺の顔。

幸いにも俺は応急処置セットを持ってきていたので難を逃れたが、さっきまで暴走気味のテンションがお通夜状態になったのは言うまでもありません。

他に泳ぎに来てる人は俺ら以外におっさん1人だけ。

小笠原の周辺には穏やかで襲ってこないサメがいる。

しかしサメはサメだ。血の匂いで暴徒化し最悪の事態も想定できる。

俺はとにかく足を切った事実よりも、楽しそうに泳いでいた兄さんとおっさんに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

謝っても笑顔で許してくれて怪我の心配までしてくれたおっさん、ありがとう。

 

なんとか血は止まり、傷も深手ではないようだ。

絆創膏重ね張りで次の海岸に向かいます!

(普通ここで一旦宿に戻るよね(笑))

 

コぺぺ海岸と小港海岸

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足のことをちょいちょい気にしながら原付を走らせます。

痛みは大したことないので出血だけ気にしながら。

もちろん海には入りません。写真だけ撮りに行きます。まじ切ないです。

 

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どこ行っても綺麗ですねー。

居たのは子供連れの若奥様だけ。みんなどこ行ってんだろ?

コペペ海岸は星を眺めるには最高のロケーションの1つ。

ウェザーステーションもいいけどこっちも素晴らしいぜ!(友達談)

兄さんも俺も楽しくなってきて撮影会を開始します。

 

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ラオウ in コペペ(ケガ人)

 

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南国風情漂う道を駆け抜けお次は小港海岸へと走ります。

 

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あの穴まで泳いでいけたらどんなに楽しいことか・・・。

この浜が周った中でベストでした。

 

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自然に削れた岩がこんにちわ。

 

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他の浜より砂多めなので安心して歩けそうです。

砂に空いた穴からカニが顔を出してました。

そしてもう1つ、どうしても行きたかったのが中山峠。

ここから見下ろす景色はまさに絶景とのこと。

しかし山道を30分ほどかけて登らなくてはいけないので過酷っちゃ過酷です。

足と相談し、まだいける、行こう中山峠!

 

絶景ポイント中山峠

登頂口は小港海岸のお隣です。行けばわかります。

こっからは保護地域にあたるので、靴ふきマットで靴裏を綺麗にしてお酢のスプレーを吹きかけてから向かいましょう。

そして当然ですがお店も自販機も何もありません。

ここから先に行く場合は、水だけはしっかり確保して下さい!

 

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行き止まりかよと思ったらヤギさんの侵入防止柵でした。

普通に開閉できるのでご心配なく!

ここをくぐった先は完全なる山道です。注意して登りましょう。

 

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しんど・・・。

足頑張れ・・・。

 

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ちょっとキモいですが途中にこんなのもいました。

もちろん触っちゃダメですよー!

 

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途中からの景色。既に美しい。

一体頂上部にはどんな景色が待っているのだろうか。

 

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そしていよいよ到着です。汗が滝のようです。

 

アラサー2人必死に登った山道。

ご覧あれ!これが中山峠のてっぺんだ!!!

 

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何も言えねー。

ただただ感動するばかり。

完全に自然と一体になった瞬間。

2人とも言葉を発せられないまま、ずっとこの景色を眺めていました。

多くは語れません、ただ綺麗、それだけです。

またしても楽しくなってきた2人は撮影会を開始します(笑)

 

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その後、足もなんとか頑張ってくれたおかげで無事に宿まで辿り着き、しっかり消毒して事なきを得ました。

ああ、あんなアホなことしないでちゃんと注意していればうっきうきで泳げたのに・・・とか考えたらキリがないので、とりあえず今の状態で楽しめることを全力で楽しもうという結論に至った2日目でした。

血は止まったので、明日はいよいよドルフィンスイム!南島上陸!出航日の午前中は小港海岸に舞い戻ってシュノーケリング!リベンジだ!

 

なんて考えてました、あの時までは・・・。

 

続く!!!

 

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